日本国際観光映像祭( JWTFF )のディレクターの木川剛志です。私自身は、JWTFFのディレクターなので、本映像祭に届いた映像の審査を行うことはできないのですが、他の国際観光映像祭などで審査員を務めることがあります。6月は海外の映像祭での審査のピークで、場合によっては2週間で100本以上の映像の審査をすることもあります。過酷です。
しかし、こういう審査はやってる時は、二度とやりたいない、と思うぐらいしんどい(特に他の業務が多い時は)のですが、「じゃあ、もう辞めますか?」と聞かれたら、辞めたくはない、と思う、ものなのです。海外の映像祭の審査をすると、その年のトレンドが掴めますし、単純にやはり観光映像、そこに行きたいな、とかワクワクするなと、ポジティブな感情を与えてくれます。
そんななか、日本で私が最も楽しい審査は、地域活性化センターが主催する「地域プロモーションアワード」です。今年もその募集が始まっています。以下のリンクから詳しくは見てください。

地域プロモーションアワード
主催:一般財団法人地域活性化センター
後援:一般社団法人共同通信社、株式会社時事通信社
こっそり、こちらで審査員をつとめています。こちらでは、大賞を選ぶと同時に、それぞれの審査員の名前がついた審査員賞も出たりします。過去に私が審査員として、選んだ作品には、以下のようなものがあります。
昨年の第6回での受賞作品。こちらは栃木県茂木町の映像。昭和レトロの空気感と、“夏休み”のような空気が素敵な映像です。
昭和レトロ、平成レトロ、そんなレトロブームが若者の間には広がっているようです。それはレトロな物品への憧れなのでしょうか?それとも?
茂木町の「いつかの日常が蘇る場所」には、人々が肩を寄せ合いながら日々が過ぎ、共感とともに生きていた“いつかの日常”が見えました。レトロとは、普遍的な人間の温かい暮らしへの憧憬、もしかすると、自分の中にある“レトロ”を探すことなのかも。こんな世界を表現してくれた町に行きたい。そう願わせてくれる映像でした。
第2回の審査員賞です。木川は以下のようなコメントを送りました。
多くの応募映像の中で、いちばん“地元感”が現れていた映像だったのではな いでしょうか。やはりヒップホップには地元が伴います。決してポジティブに 街の発展を期待しているわけじゃない、でも当たり前の街、日常の街、それが 自分の生まれた街だからこそ全身でSANOを受け止める。その自信が心地良い リリックとともに響いた映像でした。そして自分の街にも自信が持てました。
今年の募集期間は6月2日から8月29日までです。こちらの方は自治体の制作かもしくは推薦が必要なので、募集要項を見て、自治体の方からの応募をお願いします。
今年も素敵な作品に出会えるのが楽しみです。

コメント