search for Japan Blue – 青ノ詩を詠う 2023 2/19 日本部門2023(入選) 2023-02-19 「青々とした緑」日本人には独特の美意識が存在する。 「日本の青」は、青と呼ばれる「青」と、青と呼ばれる「緑」で、できている。 太平洋の海の「青」と、紀伊山地の山の「青」が出会う町、神仏習合の聖地・熊野、三重県御浜町。 この町で、「日本の青」を旅する。 御浜町の日常を通じて、日本人独特の「日本の青」に触れることで、「もののあわれ」や「侘び寂び」と呼ばれるような独特な「美意識」や「価値観」を体験する。 そして、それは、「日本文化」や「日本人」へのより深い理解に繋がる付加価値体験になることでしょう。 詩人、佐藤春夫は、故郷である熊野の風景に思いを馳せ、「望郷五月歌」を詠みました。 「空青し、山青し、海青し」、初夏の故郷の情景を詠み上げた佐藤の歌は、熊野の「青」を巧みに切り取りました。太平洋の青い海と空、紀伊山地の青い山々など、「青」は熊野を彩ります。 「海青し、風青し、みかんも青し」、もし佐藤が生きていれば、御浜町の情景をこのように詠んだのかもしれません。 里山、尾呂志(おろし)の山間には、風の通り道、熊野古道風伝峠。 朝霧「風伝おろし」と親しまれる霧が風に乗り、その道をぬける姿は神秘的で、霧に熊野の青々とした山の「青」が反射して、風が青に染まる。そうして、その風は、里山を下り、青々と茂る稲穂や御浜町の特産品、青いみかん「極早生温州みかん」の隙間を駆けぬけて、さらに青に染まる。 やがて、山の「青」は海に届き、海の「青」と一つになる。 御浜は青い、海が青い、山が青い、空が青い、風が青い、みかんも青い 「日本の青」で互い違いに編まれたこの町を、紐解き、味わい、それぞれの感性で編み直す。 そうして、あなただけの御浜の「青」の詩を詠んでみてください。 プロデューサー:辻本安芸 監督:西村司 発注者:一般社団法人ツーリズムみはま ロケーション:三重県御浜町全域 尺:3分02秒 制作年:2022 日本部門2023(入選) 3676 views FacebookTwitterLinkedinPin ItWhatsApp You may also like マレー鉄道の旅 Malaysia – PV 171 views 日本部門2023(入選) Route 3776 – The challenge to oneself 185 views 日本部門2023(入選) TAKAYAMA JAPAN 241 views 日本部門2023(入選) 究極のブルー 464 views 日本部門2023(入選) The Voice Of Aomori – Nebuta Festival 306 views 日本部門2023(入選) Ecolodges Japan in YUKIGUNI 156 views 日本部門2023(入選) SAMMU PRIDE~誇りにしたいまちがある~ story.2 「Asovillage」DOGフレンドリーリゾート「潮風と波音を愛犬と」 103 views 日本部門2023(入選) Hilton Hiroshima 404 views 日本部門2023(入選) 廃墟景観シンポジウム予告動画【地上編】〜Abandoned landscape symposium 329 views 日本部門2023(入選) Samurai’s Sacred Retreat 116 views 日本部門2023(入選) «1234…8»Page 2 of 8 日本部門2023(入選) この記事が気に入ったら いいね または フォローしてね! Follow @JWTFF_Japan Follow Me よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! Ritto Wellness Tour 栗東ウエルネスツアー 「里山ミニクル」で、観に来るたびに好きになる旅 関連記事 North Holland 2024-03-10 「碓氷峠 廃線ウォーク」〜行き止まりのレールの先を、次の世代に〜 2024-03-09 a letter from ~島に添う~ 2024-03-04 a letter from ~島を継ぐ~ 2024-03-04 ROYCE’ CACAO&CHOCOLATE TOWN 2024-03-04 JOURNEY THROUGH SHIRATAKI 2024-03-01 ありのままの里山の暮らしと文化にふれる 徳島県にし阿波・脇町 2024-02-22 自然が作り出す神秘的景観とアイヌ文化を知る 北海道・阿寒 2024-02-22 コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 上に表示された文字を入力してください。 Δ
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